こんにちは
\いつもお疲れ様です/
世間は”梅雨”に入り、ジメジメとした季節となりました。
湿気が多いのでカビが生えやすいし洗濯物は乾かないし、で結構悩みますよね。(泣)
ちなみに、”梅雨”という言葉は中国から伝わったもので「梅の実が熟す頃に降る雨」といった意味があります。
梅といえば、そう、梅雨は梅シロップや梅酒を漬け込み始めるタイミング。この時期になると、各スーパーでは梅や氷砂糖などが置かれているコーナーをよく見かけるかと思います。日本ならではの風物詩だなぁ。(ほっこり)
💡豆知識
アジサイの色が変わる原因は、「土」
土が酸性だと”青”、アルカリ性だと”赤”、中性だと”紫”になります。
ではでは、本題。
今日は皆さんが少しでも「梅」について賢くなれるよう
梅とはなんぞや?体にどんな効果があるの?
など、お話ししていきたいと思います。
梅好きが本気でおすすめしたい梅商品もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです(⌒∇⌒)
始まりは奈良時代、中国から日本へやってきた梅
約2000年以上前に中国中南部(長江流域)にて、梅が誕生しました。
古代中国では、五果「桃・李(すもも)・杏(あんず)・棗(なつめ)・梅」の1つ。五果とは、人の健康に良い5種類の果実のことで、薬膳・養生として人々の生活を支えていました。また、梅の花は厳冬を越えて春一番に咲くため、詩や絵画では「忍耐・高潔・希望」の象徴として描かれることが多いです。
初めて日本にやってきたのは奈良時代。
中国から、仏教や中国文化(唐の文化)と一緒に梅も伝来しました。当初は桜より梅が人気で「観賞用」として貴族に愛され、あの有名な和歌集『万葉集』に多く登場するほどでした。その後、梅の品種改良が進み、「観賞用」から「食用・薬用」へと変わりました。特に武士の時代には「戦時の保存食」として重要な存在になりました。
💡豆知識
一番人気だった万葉集の梅の歌は、大伴旅人(おおともたびと)による「梅花の宴」の序文。
「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後の香を薫す。」
↓ 現代語訳
「春の始まりのめでたい月、空気は清らかで風もやわらかく、梅の花は鏡の前のおしろいのように白く咲き、蘭は衣の後ろからただよう香りのように匂っている。」
梅は花と実、両方を楽しめる珍植物
梅はバラ科の落葉樹で、花は美しく実が美味しいのが特徴です。春は「観賞用」、6月は「食用・薬用」として親しまれています。
花の色は白、ピンク、赤など品種によって様々で香りがとても良いです。また、「梅見(うめみ)」という風習があり。”お花見の元祖”とも言われています。
実は、「青梅」と「完熟梅」の2つがあります。青梅とは、熟していない緑色の固い梅で梅酒やシロップに最適です。完熟梅とは、黄色くなった柔らかい熟した梅で梅干しやジャムによく使われています。
体へのメリット7選
梅は薬膳・養生と言われているほど、健康や美容に良い効果がたくさんあります。
1.疲労回復
「クエン酸」が豊富で、疲労物質を分解・排出する働きがあります。暑いのが苦手な方や夏バテ防止におすすめです。
2.殺菌・抗菌作用
強力な抗菌成分が含まれており、食中毒などに役立ちます。よくお弁当のご飯の上に乗っている理由は食中毒を防ぐためです。
3.腸内環境の改善
梅に含まれている「クエン酸」が胃腸の働きを助けてくれます。梅酒や梅酢を摂取すると効果アップ。
4.血液サラサラ
梅に含まれる「ピクリン酸」「ムメフラール」が血流を良くし、血栓という病気の予防になります。加熱された梅(梅がゆ、梅茶など)がおすすめです。
5.ダイエットやデトックス効果
利尿・整腸作用があるため、老廃物を輩出しやすくなります。梅を食べてお通じが良くなったらこの作用が働いている証です。
6.カルシウムの吸収を助ける
「クエン酸」はカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨を丈夫にしてくれます。お子様や年配の方に特におすすめ。
7.冷え・風邪予防
温かい梅を摂取すると、免疫力がアップし体を温める効果があります。
実際に、わたしも日ごろから食べているのですが、梅を食べると体がポカポカ温まってきてお通じが改善し、元気になります。特に、梅湯(お湯に梅を入れて飲む)のが一番効果を感じやすいです。
💡豆知識
生の梅の実は”有毒”。
食べてしまうと、吐き気、めまい、腹痛、呼吸困難などを引き起こします。
加熱や加工(梅干しや梅酒、シロップなど)すると毒が消えて食べられます。
初心者や苦手な方必見!
おすすめの食べ方ランキング ベスト3
一番美味しい食べ方は人によって好みが様々ですが、甘さ、酸っぱさ、香りのバランスが良いものほど美味しさを感じられやすいのが梅の良さ。
第1位 はちみつ梅干し
はちみつの優しい甘さで酸っぱさが軽減されて、子供から大人まで大人気!
まろやかで食べやすいのが特徴です。また、塩分が控えめなのもポイント◎
↓ おすすめ
ご飯にのせてそのまま、冷たい麦茶をかけて梅茶漬け、鶏肉と煮てはちみつ梅煮など
第2位 梅シロップ
青梅を氷と漬けて作る甘いシロップ。
クエン酸を豊富に摂取できるため、夏バテや疲労回復におすすめ。
↓ おすすめ
梅ソーダ(炭酸水+梅シロップ+氷)、梅ミルク(牛乳+梅シロップ)
第3位 梅酒
甘くて芳醇な梅の香りを最大限に楽しめます。
梅酒は寝かせれば寝かせるほど旨味が増していきます(まるでワインのよう)。
↓ おすすめ
ロックでじっくり味わう、ソーダ割りで爽快に、ホット梅酒も意外と美味い(冷え対策◎)
一番おすすめなのは、やはり「はちみつ梅干し」
年々、はちみつ梅干しの認知度が高まり、コンビニやスーパーのお菓子コーナーで多く販売されるようになりました。
今は「梅ねり」というお菓子があって、これがまた、美味くて。はちみつ梅干しよりも甘い。食感はお菓子でいう「かむレモン」。酸っぱすぎず、ちょうど良い甘酸っぱさで空腹時を良い感じにやわらげてくれるんだ…食欲抑制にもつながるので大変おすすめです。
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💡豆知識
最も健康的な梅は「梅干し」
特に塩のみで漬けられた梅干しは調味料や甘味料が入っておらず無添加。健康を重視したい方は、塩分濃度10%以上がベスト。梅干しのパッケージに塩分濃度が表示されているのでェックするのがおすすめです。食べる目安は1日1粒。
まとめ
✅梅の始まりは奈良時代、中国から日本へやってきた
✅梅は花と実、両方を楽しめる珍植物
✅梅は薬膳・養生と言われているほど、健康や美容に良い効果がたくさんある
✅おすすめの食べ方ランキング 第1位はちみつ梅干し
梅は約2000年以上前から人々に愛され続けてきました。毎年、花と実を二度楽しめるのが最大の魅力。6月は実を楽しむ季節です。梅雨のこの季節にぜひ、梅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
\梅好きが本気でおすすめしたい梅商品/
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